三浦家の麺

○ 三浦家の麺は基本的には保存剤を使用しておりません。

理由一.少数から配送する事により、いつも新鮮な麺をご提供できます。

理由二.ミキサーなどを使用した後に、くまなく清掃する事でカスなどの混入を防いでおります。

理由三.“真空ミキサー”の使用により、熟成を取らなくても伸びづらい麺を製造しております。

※真空ミキサー…当ページ下部にて詳細を記載してあります。

○ どんな種類の特注麺でも製造いたします。
黒い麺、赤い麺、緑色の麺、断面の丸い麺(ちゃんぽん麺)、家系用の縦切り麺、水を使用しない玉子だけで作る麺、乱切り麺etc…

加水率について

皆様も一度は聞いたことのある多加水麺、この多加水麺というのは製麺の現場からすると、非常に原価率の低い、儲けのある麺という事になります。
麺一玉に使用する小麦粉が少なくて済むからです。
したがって、小麦の味や中華麺の風味というモノはなかなか感じる事はできませんし、お腹一杯になる感覚も低くなります。ただ、麺の食感がプリプリになり、その食感を求める方にはいいかと思いますが、消費者の側から見れば良い事といえばその位になります。

着色料について

皆様が思い描くおいしそうな綺麗な黄色の卵麺、この麺の色はほぼ“クチナシ色素”という添加物の作用によるものです。
以前、弊社に水の代わりに生卵だけで麺を作ってくれというお客様がいらしたのですが、その麺の色はくすんだオレンジ色になり、お世辞にもあまりおいしそうには見えませんでした。
ただ、クチナシ色素自体には体に害はございません。

麺のコシについて

麺のコシとは、グルテンという物質の形成によるものです。グルテンは小麦粉に水を加えて捏ねると形成されますが、温度が高い状況や水をたくさん配合するとグルテンが形成されやすくなります。
伸びにくい麺を求める時にはグルテン形成は必要不可欠ですが、例えば冷やし中華など麺を冷やして使用する場合には、食べる時にコシがありすぎてしまい顎が疲れてしまいますし、スープを吸わずに調和しない麺となります。
したがって弊社では多加水麺を冷やし中華やつけ麺での使用にはお勧めしておりません。

保存料について

保存料にも様々な種類がありますが、その中でも一番使用頻度が高く体に害の無い“酒精(アルコール)”を配合した場合においても、麺の表面が荒れてしまうという現象が起きます。その現象を避けるためにまた別の添加物を配合するという場合もあります。
したがって、保存という目的のために配合する添加物が麺にとっていいはずはないのです。

真空ミキサーとは

普通のミキサーで麺を製造すると、どうしても気泡が入り、製造直後は非常に伸びやすい麺になります。それを防ぐために3日~5日位熟成させます。
しかし、熟成が進むにつれて麺の風味は損ないます...つまり、従来は“麺の伸びにくさ”と“麺の風味”は相反する存在でした。
その難問を解決するために開発されたのが「真空ミキサー」です。
真空ミキサーなら、製造直後から熟成された麺ができ、風味を保ったままお客様にお届けする事ができます。

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